子供の情操教育として、あるいは自分の趣味として音楽に親しむ初歩レベルから、演奏技術の向上や譜読みなどの理論を覚えて本格的に音楽の勉強をし、将来的にはプロを目指す人たちまで、その人個人の目的によって音楽教室を選ぶ基準がかなり違ってきます。また、どのような音楽を学ぶかという意味でも、さまざまな選択肢が広がってきます。ピアノやヴァイオリンなどのクラシック音楽なのか、あるいはギターやドラム、キーボードなどを多用したポピュラー音楽なのか。あるいは歌うことに特化した声楽なのかあるいはボーカル教室なのか。一例を挙げただけでもさまざまな種類があります。しかし、音楽の基本理論は、世界中どこでもすべて同じなので、共通する音楽理論は学んでおく必要があります。

音楽に慣れ親しむ初歩レベルの教室

音楽に慣れ親しむという点では、幼児のリトミック教室が挙げられます。音楽を習うというよりも、音楽に合わせて体を動かしたり、歌ったりして音楽のリズムや音に慣れ親しむレベルです。しかし、小さなうちからリズム感を養うという点では、素晴らしい体験となります。もう少し年齢が上がって3~4歳ぐらいになると、音楽教室に通うお子さんが増えてきます。さまざまな楽器がありますが、おすすめはピアノ教室です。ほかの楽器と違って、ピアノはとりあえず鍵盤を押せば音が楽に出せますが、たとえばヴァイオリンなどの弦楽器は指で弦を押さえて、音を出すこと自体が大変難しいことです。また、ピアノ教室で習う音楽理論は、すべての音楽に共通する基本的な事柄なので、最初に音楽を習うならばピアノをおすすめします。

自分の目的に合わせて選ぶ音楽教室

小学生以上になってくると、親のすすめというよりも自発的に自分で何をしたいのか、将来は何になりたいのか具体的な目標や夢を持つようになります。幼児の頃は親のすすめで入学した音楽教室も、この頃になると自分の意思で続けるかどうか決めるようになるでしょう。そして中学や高校生になると将来の職業にしたい、プロとして音楽の道に進みたいなど、さらに専門的に学びたい意思があるかどうか、あるいは趣味として音楽を楽しみたいのかによって、先生や教室、レッスン内容を変える必要が出てきます。本格的に学びたい場合や音大に進みたい場合など、個人の先生に師事してもらう必要が出てきます。最近では大人になってから趣味としてピアノを始める人も多いです。その場合は、熱心な先生やレッスンよりもリラックスして楽しめる教室や先生を選ぶと良いでしょう。